静岡県磐田市上野部にある、天竜浜名湖鉄道の上野部駅を訪れました。
撮影日は2026年7月29日。夕方の晴れた時間帯に、駅周辺と、天竜川が見える見晴台のある神田緑地まで歩いてきました。
上野部駅は、単式ホーム1面1線の小さな無人駅です。駅舎はなく、駅前も普通の住宅地の中にあるため、駅入口の看板がなければ通り過ぎてしまいそうな雰囲気があります。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅 入口
ただ、この駅には「天竜川に一番近い駅」という看板があります。実際に駅から歩いていくと、神田緑地から天竜川を見渡すことができました。夕方の光の中で見る天竜川はとても印象的で、駅だけでなく周辺の風景まで含めて記録したくなる場所でした。
上野部駅の概要
上野部駅は、静岡県磐田市上野部にある天竜浜名湖鉄道の駅です。
神田緑地
上野部駅
単式ホーム1面1線の地上駅で、無人駅です。駅舎はなく、ホーム上に屋根付きの簡易待合室があります。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅 ホーム
副駅名は「シルクロード上野部」です。名前の由来は、近くにあるシルクロードミュージアムとのことです。
昔、この場所には光明電気鉄道の神田公園前駅があったといわれています。ただし、現在の上野部駅は1955年に新設された駅です。駅周辺を歩いていると、このあたりの路線が古い鉄道の路盤を利用していることもあり、現在の小さな駅の姿の奥に、以前の鉄道の記憶が重なって見えるようでした。
駅舎とホームの様子
上野部駅には駅舎がありません。
ホームは1面1線で、ホーム上に屋根付きの簡易待合室があります。駅の設備はとてもシンプルですが、待合室には屋根とベンチがあり、列車を待つ場所としては安心感があります。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅 簡易待合室
上野部駅のホームで特徴的なのは、ホームがカーブ上に設置されていることです。そのため、ホーム自体も少し曲がっています。まっすぐなホームとは違い、線路の形に沿って駅が置かれている感じがあり、小さな駅ながら印象に残りました。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅 ホーム
駅はとても静かですが、きれいに手入れされているように感じました。乗車人員は天浜線の駅の中でもかなり少ないらしく、2018年の平均乗車人員は7人とのことです。数字だけを見ると小さな駅ですが、実際に訪れると、地域の中で丁寧に保たれている駅という印象がありました。
待合室・駅名標・設備など
上野部駅の待合室は、簡易的なつくりです。
ただ、屋根付きでベンチも設置されているため、小さな無人駅としては十分な設備に感じました。駅舎はありませんが、列車を待つ場所があるだけで、駅としての落ち着きが出ます。
ホーム上には、「天竜川に一番近い駅」という看板があります。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅
駅前と周辺の様子
上野部駅前は、普通の住宅地です。
駅前に大きなロータリーや商店があるわけではなく、駅入口の看板がなければ、初めて来た人は通り過ぎてしまうかもしれません。天浜線の中でもかなり静かな駅という印象があります。
ただ、静かではありますが、寂れているというより、地域の中にそっと置かれている駅という感じでした。駅やホームもきれいに手入れされており、小さな駅ながら大切にされている雰囲気があります。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅
今回は、駅から天竜川方面へ歩きました。途中で踏切や小さな橋を見ながら、神田緑地へ向かいます。このあたりは光明電気鉄道の路盤を利用しているため、かなり古い区間のはずです。普段なら何気なく通り過ぎてしまう道も、鉄道の歴史を意識しながら歩くと違って見えてきます。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅近くの線路
神田緑地から天竜川を眺める
上野部駅から歩いて5分ほどの場所に、天竜川を見渡せる神田緑地があります。
ここから見る天竜川の眺めは、とても印象的でした。ちょうど夕方に訪れたため、川と夕日のコントラストが美しく、駅周辺散策の中でも特に記憶に残る風景になりました。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅近く 天竜川の眺め
上野部駅は「天竜川に一番近い駅」という看板がある駅です。実際に駅から歩いて天竜川を見に行くことで、その言葉がただの案内ではなく、駅の個性として感じられました。
駅そのものはとても小さく静かですが、少し歩くだけで天竜川の大きな風景に出会える。その落差が、上野部駅の面白さだと思います。
撮影して感じたこと
上野部駅で印象に残ったのは、駅の静けさと、そこから少し歩いた先にある天竜川の大きな眺めです。
駅そのものは本当に小さな無人駅です。駅舎はなく、ホームも1面1線。駅前は住宅地で、目立つ商店や観光施設があるわけではありません。
それでも、ホームはきれいに手入れされていて、カーブした線路に沿うように設けられたホームには、どこか落ち着いた雰囲気がありました。乗車人員が少ない駅らしい静けさはありますが、放置された感じではありません。
「天竜川に一番近い駅」という看板を見て、実際に神田緑地まで歩いてみると、駅の印象が大きく変わりました。小さな住宅地の駅から数分で、天竜川を見渡す風景に出られるのは、この駅ならではです。
夕方の天竜川は、川の広がりと光の感じがとても美しく、上野部駅の記事ではぜひ一緒に紹介したい風景だと思いました。
散策時の注意点
上野部駅は駅舎のない小さな無人駅です。ホームや駅入口を移動する際は、足元に注意してください。
駅前は住宅地です。撮影や散策の際は、地域の方の生活や車の通行の妨げにならないよう配慮したいところです。
神田緑地へ向かう場合は、途中の踏切や小さな橋、道路の通行に注意してください。天竜川を眺める場所では、足元や柵の位置を確認し、安全な場所から撮影してください。
まとめ
上野部駅は、磐田市上野部にある天竜浜名湖鉄道の小さな無人駅です。
単式ホーム1面1線の地上駅で、駅舎はありません。ホーム上には屋根付きの簡易待合室があり、ベンチも設置されています。ホームがカーブ上にあるため、少し曲がっているのも特徴です。
副駅名は「シルクロード上野部」。近くにあるシルクロードミュージアムに由来しています。また、ホームには「天竜川に一番近い駅」という看板も設置されています。

天竜浜名湖鉄道 上野部駅 駅名標
駅前は普通の住宅地で、駅入口の看板がなければ通り過ぎてしまいそうな静かな場所です。乗車人員も天浜線の中ではかなり少ないらしく、2018年の平均乗車人員は7人とのことです。
ただ、駅から少し歩くと神田緑地があり、そこから天竜川を見渡すことができます。夕方に訪れた神田緑地からの眺めはとても美しく、川と夕日のコントラストが印象に残りました。
上野部駅は、駅そのものはとても静かで小さな駅です。それでも、カーブしたホーム、天竜川に近い立地、神田緑地からの眺めをあわせて歩くと、しっかり記憶に残る駅でした。




