静岡県周智郡森町睦実にある、天竜浜名湖鉄道の戸綿駅を訪れました。
撮影日は2026年6月12日。日中の晴れた日で、戸綿駅のホーム、待合室、トイレ、駐輪場、そして駅のすぐ横にある太田川橋梁付近を歩いて見てきました。
戸綿駅は、駅舎のある大きな駅ではありません。階段を上った先に片面ホームがある、とても簡素な駅です。

天竜浜名湖鉄道 戸綿駅
ただ、すぐ横を太田川が流れていて、天浜線はここで川を渡ります。駅そのものの小ささと、川を渡る橋梁の存在感。その対比が印象に残る駅でした。
戸綿駅の概要
戸綿駅は、静岡県周智郡森町睦実にある天竜浜名湖鉄道の駅です。
駅のすぐ横には太田川が流れています。そのため、駅は盛り土で高くされた場所にあり、道路側から階段を上ってホームへ向かう形になっています。

天竜浜名湖鉄道 戸綿駅 階段
駅舎はなく、階段を上った先に片面ホームがあります。車で駅の横の道を走ったことはありましたが、以前はここに駅があることに気が付きませんでした。それくらい、道路から見ると控えめな存在の駅です。
一方で、駅のすぐ近くには太田川橋梁があります。天浜線が太田川を渡る場所で、この橋梁は1935年製、登録有形文化財となっています。駅と橋梁をあわせて見ることで、戸綿駅周辺の風景がより印象に残りました。

天竜浜名湖鉄道 戸綿駅 ホームより太田川橋梁方面
駅舎とホームの様子
戸綿駅には駅舎がありません。道路側から階段を上り、その先に片面ホームがあります。
駅としてのつくりはとてもシンプルです。大きな建物や広い駅前広場があるわけではなく、周囲の住宅地の中に静かに存在しているような駅でした。
ホームに立つと、すぐ横を流れる太田川の存在を感じます。駅が少し高い位置にあるため、ホームから周辺を見渡す感覚もあります。駅の横に川があることが、この駅の雰囲気を大きく作っているように感じました。
天浜線は、戸綿駅のすぐ近くで太田川を渡ります。列車が橋梁を走る場面は、駅と川が近い戸綿駅ならではの風景です。

天竜浜名湖鉄道 太田川橋梁
待合室と駅の設備
ホームには待合室があります。
荒れている印象はありませんでしたが、建物には年季が入っていて、古くから使われてきた待合室という感じがあります。新しい設備のような明るさとは違いますが、駅の雰囲気には合っていました。

天竜浜名湖鉄道 戸綿駅 待合室
待合室の横には水道があります。ホーム上に水道があるのは、駅の設備として見ると少し印象に残る部分でした。

天竜浜名湖鉄道 戸綿駅 ホーム上の水道設備
駅前側には、階段を下りてしばらく行ったところにトイレと駐輪場があります。駅のすぐ下にまとまっているというより、少し離れた場所にあるため、初めて訪れる場合は位置を確認しておくとよさそうです。

天竜浜名湖鉄道 戸綿駅 トイレと駐輪場
駅前と周辺を歩く
戸綿駅の駅前には住宅が並んでいます。
駅舎がないこともあり、駅前に大きな建物が立っているという感じではありません。階段の入口を見落とすと、駅の存在に気が付きにくいかもしれません。実際に、以前このあたりを車で通ったときには、駅があることに気が付きませんでした。

天竜浜名湖鉄道 戸綿駅 駅前の様子
今回は、駅と太田川橋梁を中心に見学しました。駅のすぐ横には太田川が流れていて、天浜線はここで川を渡ります。川沿いの風景と鉄道橋梁が近い距離にあり、駅だけでなく橋梁と一緒に見ることで、戸綿駅周辺の印象が強くなります。

天竜浜名湖鉄道 太田川橋梁
太田川橋梁は1935年製で、登録有形文化財となっています。駅そのものは簡素ですが、すぐそばにこうした橋梁があることで、天浜線沿線らしい風景を感じられる場所でした。
撮影して感じたこと
戸綿駅で印象に残ったのは、駅の簡素さと、太田川橋梁の存在感です。
駅舎はなく、階段を上った先にホームがあるだけの小さな駅です。道路から見ると駅の存在に気が付きにくく、以前車で近くを通ったときに気付かなかったのも納得できました。
ただ、ホームに上がると印象が変わります。太田川が近く、橋梁も見えるため、駅と川の関係がよく分かります。ホームから太田川を眺められるのも、この駅ならではの特徴だと思います。
橋梁を走る列車は、写真や動画でも撮りたくなる場面でした。川を渡る列車は鉄道写真として分かりやすい構図ですが、戸綿駅の場合は駅からの距離が近いため、駅巡りの流れの中で自然に見ることができます。
駅自体は目立たない存在ですが、歩いてみると、太田川と天浜線の関係が見える場所でした。
散策時の注意点
戸綿駅は、道路側から階段を上ってホームへ向かう駅です。駅舎がないため、初めて訪れる場合は駅の入口を見落とさないように注意したいところです。
駅のトイレと駐輪場は、階段を下りてしばらく行ったところにあります。ホーム上ではなく少し離れた場所にあるため、必要な場合は場所を確認しておくと安心です。
太田川橋梁周辺で撮影する場合は、通行の妨げにならないようにし、線路内や危険な場所には入らないよう注意が必要です。訪れる際は、現地の案内や最新情報を確認してください。
まとめ
戸綿駅は、天竜浜名湖鉄道の中でも、駅そのものはとても簡素な印象の駅です。
駅舎はなく、階段を上った先に片面ホームがあります。ホームには年季の入った待合室があり、駅前には住宅が並んでいます。道路から見ると控えめな存在で、注意していないと駅があることに気が付きにくいかもしれません。
一方で、すぐ横には太田川が流れ、天浜線はここで川を渡ります。1935年製の太田川橋梁は登録有形文化財で、列車が橋梁を走る場面は戸綿駅周辺を歩く中でも印象に残りました。
大きな駅ではありませんが、駅、川、橋梁が近い距離にまとまっていて、天浜線沿線らしい風景を感じられる場所です。駅舎のある駅とはまた違った形で、地域の中にある小さな駅の姿を見ることができました。

